学年から_5年 ふれあい学年_

ザクザク稲刈り



 田んぼの先生や地域の皆さんのご協力・ご指導のもと、手作業での稲刈りを体験しました。子どもたちに聞くと、稲刈りの経験は初めてという子どもがたくさんいました。
 まず、田んぼの先生から稲刈り鎌の使い方と刈った稲の束ね方を教えていただき、実際にみんなでやってみました。慣れるまでは、慎重に少しずつ刈り進めていた子どもたちでしたが、だんだんと慣れてきて「ザクッ」という軽快な音が聞こえてくるようになりました。しかし、束ねる作業には苦戦! バラバラにならないようにきつく縛るのは難しく、途中で何度も「難しい!」「手伝ってください」という声が上がっていました。しかし、数十分後には、何十もの束ねられた稲の山ができていきました。
 1時間程してから、みんなで束ねた稲を脱穀するため、コンバインの端に通す作業をしました。また、実際にコンバインを動かすところも見せてもらいました。一瞬にして束から米だけが取られ、わらが細かく切られた状態で出てくるところを見て、「すごい!」「速い!」という率直な感想が上がりました。
 これからは、この採れたお米をどのように活用していくのか、浦川原のお米のよさをどのように伝えていくか、今の社会情勢を見据えながら子どもたちと考えていきたいと思います。



【子どもたちのふりかえりから(一部抜粋)】
・初めて稲刈りをしました。束ねるのが一番大変でした。縛りが緩かったり、わらを多く取り過ぎて失敗したりしました。やっていくうちにだんだんうまくできるようになってきました。コンバインは、刈るのも脱穀も一瞬でびっくりしました。でも、手作業の方が達成感はあるなと思いました。
・最初は「ただ刈って、普通に結ぶだけでしょ?」と思っていました。最初鎌を持った時にはかなり緊張しました。ずっと刈っていると腰や手が痛くなってきました。重労働だなぁ、と思いました。




2025年10月17日